こんにちは!映像クリエイターで二児の母、じゅりちゃんです。
私は普段東京都内に住んでいるのですが、今回ご縁をいただき、八丈島で10日間ほどワーケーションをしてきました。
皆さん、八丈島について、どんなイメージをお持ちですか?南国、南の海に浮かぶ孤島、火山、ヤシの木…?
そもそもどこにあるかご存知ですか?
私はあやふやだったので、今回チャンスをいただいてから調べだす始末…。
一般社団法人東京諸島観光連盟が発行するパンフレット「東京諸島完全ナビ」「東京諸島コレクション」によると、八丈島は本土の東京から約300kmに位置し、羽田空港から飛行機で約55分、竹芝桟橋からフェリーで約10時間20分で行くことのできる島です。
東京都でありながら、亜熱帯に属し、ヤシの木やハイビスカスなど南国の植物が自生して、温泉も湧く楽園です。
リモートワークって、自宅でやるとどうしても、他のことに気を取られて集中できないか、働きすぎてしまうか、両極端ではないですか?
せっかく遠隔でできるのだから、たまには場所を変えて、ワーケーションしてみるのはどうでしょう。
今回は、都内のリモートワーカーに八丈島ワーケーションをおすすめしたい!と思ったので、記事を書くことにしました。
でもでも…島と聞くとどうしても不便なイメージがあるんだけど、いくら自分の仕事がフルリモートだったとしても不安…という方にぜひお読みいただきたいです。
日常生活に支障がなく、非日常にすぐ手が届く!八丈島ワーケーションのおすすめポイント3つ
日常に必要なものはだいたい揃っている
八丈島では、日常生活に困ることがあまりありませんでした。
まず、リモートワークに欠かせない、通信周り。
光ケーブルが通っていて、ネット環境はあります。
また、島内には、空港の近くにコワーキングスペース「みんなのひみつ基地」さんが。
今回私たちは、株式会社いろはにぽぺとさんの八丈島の事務所にお世話になったので、コワーキングスペースは利用しなかったのですが、気になるので次回行ってみようと思います!
そして島内には、「あさぬま」「八丈ストア」「あめのもり」を始めとするスーパーマーケット。DIYストア「FUJIMAKI」。
大きな町営病院、警察署、コインランドリー、薬局。さらには100円ショップ「キャンドゥ」も!
火山島なので、温泉があり、銭湯のように島民の生活に密着しています。
ごみ処理施設も島内にあるため、週に2〜3回回収をしてくれます。
飲食店も、ラーメン、焼肉、定食、カフェ、お寿司、居酒屋などあります(しかも美味しいお店が多い!)。
コンビニとマクドナルドはありませんが、取り立てて生活に困ることはありませんでした。
私は愛媛出身なのですが、瀬戸内の島には、スーパーや商店がなく、週に数回移動販売の船が来るしくみだったり、病院や駐在所がないところも結構あります。
八丈島の人口は7,000人規模のため、一口に「離島」と言っても、一括りにはできませんが、離島でこれだけそろっているのはかなり充実しているなと感じました。
もちろん、早くに閉まるお店がほとんどだったりと、「超便利でなんでもあるワーケーション」をしたいなら、島は不便ということになるのでしょうが…。
それならそもそも都会にずっと住んどけという話になりますね^^;
すぐそばに非日常な大自然が待っている
日常はキープしつつも、島を形成する自然はかなり非日常で楽しいです。
これについては、10日程度では発掘しきれないし、それでも語り尽くせません。
しかも、車や自転車で20分くらいで行ける範囲にそれがあります。
まず、島自体が火山なところ。もともと2つの火山から流れ出た溶岩がくっついて、今の八丈島ができたそうです。
島の南側の三原山は、映画「ジュラシック・ワールド」に出てくるイスラ・ヌブラル島を彷彿とさせる形をしています。
島全体に、ヤシの木やシダ植物が生え、ザ・南国という雰囲気。山の斜面に木がかなりの密度で生えています。
島なので、海岸線の近くまで山がせり出しています。
そして海。八丈ブルーと呼ばれているそうで、かなりの透明度。
南国の魚はどうしてこんなにのんびりしているのか、シュノーケリングで近寄っても逃げずに間近を泳いでくれます。
あと、波がめちゃくちゃ強いです。
これについては、私が瀬戸内海で泳いだことしかないからかもなんですが(瀬戸内海は、ほぼ波がなくて、泳げる範囲はとても穏やかなところが多い)。
ファミリー向けの海水浴場「底土ビーチ」でも普通に波が強めでした。
シュノーケリングの際は、シュノーケルベストを着用することをおすすめします。
仕事の前や合間に気軽に行けるアクティビティから、日中時間をしっかり取って行うものまで、自然をしっかりと楽しめるのも、八丈島ワーケーションの醍醐味です。
交通の便が良いのでマメに行ける
最後に、行ってみて思ったのですが、交通の便がいいです。
東京から300km南の太平洋と聞くと、失礼ながら隔絶感がありませんか?
私はありました。
しかし、そんなイメージは吹っ飛びました。
まず、飛行機と船と2つの方法があります。
飛行機は羽田空港発着、片道55分です。
一日3往復しています。
船は竹芝港発着。
竹芝港は、新橋からゆりかもめを使うか、浜松町から徒歩で行くことができます。
2つの交通手段を使い分けることができるので、時間を有効活用しやすいです。
もし何か緊急対応があったという場合でも、最悪飛行機でその日のうちに都内へ戻ることも可能。
お盆のような繁忙期を避ければ、飛行機も船も、当日チケットが取れることがほとんどなので、本当に使いやすいと思いました。
私は特に船が気に入りました。
なぜなら、22:30東京発と、その日の仕事を終わらせてから向かうことができるからです。
船に乗って、甲板で海風を感じながら一杯ビールを飲んで、ベッドで眠っている間に、翌朝9時頃に八丈島に到着です。
早朝、御蔵島から八丈島の間は割と揺れるので、船酔いが心配な人は酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。(しかし御蔵島は一見の価値があります!)
復路は日中航行するため、晴れた日は美しい太平洋を眺めることができます。
ただ、往復どちらも、ほぼ全区間ネット通信と携帯の電波がないので(各島の近くでは通信できる)、それがネックでもあるかなと感じました。
その他、島内インフラについて補足
現金?キャッシュレス?
島ではキャッシュレスがかなり普及しています!
小さなお店でも、現金のみというところは少なく、クレジット払いOK。
また、しまぽ通貨という、東京諸島で使える宿泊付きプレミアム商品券も利用可能なお店がたくさん。
しかし、私の肌感覚で一番普及していたのは…PayPay!
使えないお店はないというほど、かなり使えました!
今回現地で現金引き出しはしなかったのですが、みずほ銀行の支所やJAがあります。
ただ、現金派の方は、出発前に多めに引き出しておくとよいと思います。
まとめ
やってみた総括は「自宅から以外でも、意外とリモートワークできるな」でした。
ただ、ワーケーションの「ワーク」よりも、「バケーション」の部分が圧倒的に占めてしまいましたが…。ここは繰り返し行っていくことで慣れて、徐々に「ワーク」が増やせるかも。
ワーケーションに興味のある方はぜひ一度、八丈島でトライしてみてください。
最後になりましたが、今回大変お世話になった株式会社いろはにぽぺとさん、ありがとうございました!
eSportsや配信、VTuberなどの事業を行っているオタク無双カンパニーです!
eSportsって1回5時間くらいの試合を週の半分以上戦うんだよ、知ってた?
こんな体力のいるスポーツだと知らなかった!