極める! イタリアン歴史街道|アマトリチャーナの歴史

極める! イタリアン歴史街道|アマトリチャーナの歴史

こんにちは!歴史学科考古学専攻卒・地中海沿岸の歴史大好きな料理研究家・Ruiです。
料理の持つ背景や歴史を知れば、料理が3倍面白くなる!
てことで、ぼくの大好きなパスタを中心に、歴史的な背景や成り立ちを調べていくブログを始めます。

第16回の今回は、カルボナーラと同じくローマ名物、アマトリチャーナを紹介していこうと思います。

1、ローマづくしである!

アマトリチャーナはトマトソースがベースのパスタ料理です。「〇〇のトマトソース」というメニューはよく見かけますが、実はよく見るとアマトリチャーナだったりもします。

ローマ郊外のアマトリーチェという村が名前の由来とされ、現在もローマ名物として親しまれています。グアンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)またはパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)、ニンニク、玉ねぎ、トマトソース、ペコリーノ・ロマーノ(ローマ名産の羊乳チーズ)で作られます。

この料理がローマ名物となったのは、実は材料の多くがローマ原産のものだからです。ローマのあるイタリア中部では古くから養豚や酪農が盛んで、たくさんの牛や羊や豚が育てられてきました。そのため、グアンチャーレやペコリーノ・ロマーノ等のご当地食材を使った料理として有名になりました。

原型になったのは「グリーチャ」という料理です。炒めたグアンチャーレにパスタをからめ、ペコリーノ・ロマーノをトッピングしたもので、イタリアでは今も食されています。アマトリチャーナからトマトソースを引いた感じですね。18世紀以降にトマトが食用になってから(第4回見てね!)、このグリーチャにトマトソースが加わり、アマトリチャーナが生まれたと言われています。

2、意外とバラエティ豊富

前述の通りアマトリチャーナはアマトリーチェ村発祥で、ローマのあるラツィオ州一帯で広く愛されている料理ですが、レシピはちょいちょいマイナーチェンジされているようです。

オリーブオイルを使うもの、油は入れずグアンチャーレから出る肉の脂を利用するもの、グアンチャーレの代わりにベーコンを使用したもの、玉ねぎの入らないもの、唐辛子の入ったピリ辛のもの等々・・・

日本のお店もいくつか調べてみましたが、やはり多少の差異はあるみたいです。とはいえ、どれも美味しいことは確かです!伝統的レシピか、自分の好みに合うか、お気に入りの店を見つけるのもいいかもしれませんね!

スパゲッティ
ニョッキ
リガトーニ

合わせるパスタもけっこう自由!

3、んでわ早速

それでは今回もレッツクッキンといきましょう!仕込みトマトソースさえあれば食材もシンプルですよ〜。

材料(1人分)

  • パスタ 1束分
  • オリーブオイル 大さじ1
  • ベーコン 40g
  • ニンニク 1片
  • 玉ねぎ 1/8個
  • 仕込みトマトソース 120g
  • 塩 1〜2g
  • 黒コショウ 適量
  • 粉チーズ 適量
  • タバスコ 適量

作り方

1、玉ねぎは薄切り、ニンニクはみじん切りに。

2、フライパンにオリーブオイル、ニンニク、ベーコンを入れ中火にかける。ベーコンから脂が出て少しカリッとしてきたら玉ねぎを入れ、透き通るまで炒めて火を切る。

火加減はずっと中火
肉の脂を玉ねぎに吸わせる感じ

3、粗熱がとれたらトマトソースと塩を具材から離して入れる。麺が茹で上がったらフライパンを点火し、ソースを混ぜて素早く麺をからめる。器に盛り付けて粉チーズをかけ、お好みで黒コショウとタバスコをトッピングして完成!

麺が茹で上がったら素早く!
チーズたっぷりにしてみた!

ソースに唐辛子を入れるレシピもありますが、キッズたちも食べやすいよう今回は後のせVer.にしました。ペコリーノ・ロマーノがなければパルメザン等でももちろんOKです。

4、まとめ

伝統料理でありながらお店によって色んな味がある。面白いですね〜こういう料理。調べるほど奥が深い・・・フフフフフ、やはり歴史はいい、歴史はいいぞ・・・

みなさんも是非自分好みのアマトリチャーナを探してみてください。

では今回はこのへんで、また次回も見てくださいね〜

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