極める!イタリアン

極める! イタリアン歴史街道|アラビアータの歴史

こんにちは!歴史学科考古学専攻卒・地中海沿岸の歴史大好きな料理研究家・Ruiです。
料理の持つ背景や歴史を知れば、料理が3倍面白くなる!
てことで、ぼくの大好きなパスタを中心に、歴史的な背景や成り立ちを調べていくブログを始めます。

第39回の今回は、ピリ辛系のパスタ、アラビアータを紹介していこうと思います。

1、え❓アラビア半島は❓

ピリ辛トマトソースのパスタ、アラビアータ❗

辛いのって、好きな人はとことん好きですし、そうでない人でも時々無性に食べたくなりますよね〜。
今回はそんな一品、アラビアータ❗

イタリア中部ラツィオ州(首都ローマのある州)が発祥の地で、唐辛子を利かせた濃厚なトマトソースがなんとも最高❗スパゲッティの他、ペンネやフジッリなどのショートパスタにもよく合います。

ペンネ・アラビアータ
https://www.sbfoods.co.jp/recipe/detail/04754.htmlより引用
フジッリのアラビアータ
フジッリ・アラビアータ
https://www.thermos.jp/recipe/detail/ri_furijiarrabbiata.htmlより引用

しかしこのアラビアータ、実はアラビア半島は全く関係ありません。

……え…❓ マジで…❓
はい、マジです。

「アラビアータ(all'Arrabbiata)」は「おこりん坊」という意味です。
食べると唐辛子の辛さで顔が真っ赤になることから、この名がつけられたとされています。

確かによく似た(っていうか同じ)響きですが、アラビア半島は無関係のようです。
アラビア半島(イエメン、サウジアラビア等)の一部でもパスタが食べられている地域はありますが、「アラビアータ」という料理は存在しません。

いや〜、ぼくも最初は驚きました。よく似てますもんね、名前。

2、具材はなくてもいい❓

アラビアータのレシピを調べてみて分かったことですが、特に決まった具材があるわけではないようです。
大切なのは「唐辛子」❗「唐辛子」さえ入っていればそれは立派なアラビアータです。具材なし、シンプルなトマトソースだけでも大丈夫❗

具材アリのレシピでも、「ベーコンと玉ねぎ」「エビ」「パンツェッタとナス」etc…トマトソース系の定番が多いですね。以前紹介したアマトリチャーナも、唐辛子を入れたらアラビアータに変身させられます。

トマトソースオンリーにするもよし、好きな具材を入れるもよし、自分だけのアラビアータを見つけるのも楽しそうですね❗

3、今回はこの食材で❗

というわけで、今回も作りまひょう。

気軽に、今回は具材はなんでもいいですから気軽に。KIGARUNI

材料(1人前)

  • オリーブ油 大さじ1
  • ニンニク 1片
  • ベーコン 30g
  • 唐辛子 1本
  • 仕込みトマトソース 100g
  • パスタ 120g
  • 塩 2g
  • パセリ 適量
  • 黒コショウ・粉チーズ 適量

※ベーコンの代わりにハム・ウインナー・シーフード等でも、もちろんOKです❗

作り方

1、唐辛子の種を取り除く。唐辛子の種はものすごく辛いので、あらかじめ取り除いておく。ヘタをちぎり、切り口を下にしてトントンと軽く叩く。うまく取れない場合は真ん中あたりで割ってもよい。

2、玉ねぎ、ベーコンはザク切り、ニンニクはみじん切りにする。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、パスタを袋の表示より1分短く茹でる。

種はめっちゃ辛い
玉ねぎとベーコンは大きさ揃えると食べやすい

3、フライパンにオリーブ油とニンニクを入れ、弱火にかける。細かな泡が出て香りが出てきたら、ベーコンと玉ねぎを入れて炒める。

4、玉ねぎがうっすら透き通ってきたら唐辛子を入れる。
この時、ちゃんと火にかけることが大切❗唐辛子の辛みは「直接火にかける」ことで抽出できるので、「火から下ろして予熱」等の方法ではうまく辛みが出せないのである❗

うまく辛みを出すには〜
「直接火にかける」ことが大切❗

5、具材に火が入り、いい感じに辛みが抽出できたら火を切って粗熱を取る。具材を端によせ、空いたスペースにトマトソースを入れ、その上に塩をふる。

6、パスタが茹で上がるタイミングに合わせてソースを火にかけ、温まったらよく混ぜて、すぐパスタを入れてよくからめる。器に盛り付け、パセリをふり、お好みで黒コショウ・粉チーズをかけて完成❗

具材と塩は必ず離してね
混ぜたらすぐ、麺投入
うまそー❗トッピングはお好みで

4、まとめ

アラビア半島が無関係とはびっくりしました…。

とはいえ、おいしいから無問題❗
具材もなんでもいいし、こういう料理ぼく好きです❗

ちなみに、辛党の方は唐辛子をニンニクと一緒にスタートから入れるのをおすすめします。唐辛子は同じ分量でも加熱すればするほど辛みが出せますから、今回紹介したレシピでも入れるタイミングである程度辛みの強弱がつけられます。
是非自分好みの辛み、自分だけのアラビアータを見つけてみてくださいね〜。

では今回はこのへんで、また次回も見てくださいね〜

5、インフォメーション

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料理をどんどんアップしていきます。

参考資料

  • 川上文代著 『イチバン親切なイタリア料理の教科書』 新星出版社 2013年
  • 『るるぶ情報版 イタリア’20』 JTBパブリッシング 2019年
  • 『地球の歩き方 イタリア 2019〜2020年版』 株式会社ダイヤモンド・ビッグ社 2019年
  • 有元葉子著 『パスタの本』 東京書籍 2021年
  • https://news.line.me/articles/oa-olihito-news/adf0685c5936
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%83%93%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BF
  • https://kerokero-info.com/2019/04/19/post-49676/
  • https://recipe.rakuten.co.jp/category/15-678/simple/

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