海外旅行や留学、ビジネスで海外に行く際、現地で現金を引き出す方法を知っておくのはめちゃくちゃ重要です。
クレジットカードや〇〇PAYなどのキャッシュレス決済が普及してきたものの、まだまだ現金文化の強い国や地域も健在。
私、2024年7月末からフィリピンはセブ島に行くのですが、噂によるとまあまあ現金文化らしい。
でも日本で両替した多額の現金を持ち歩きたくない!
リサーチの結果、3つに絞りました。
「クレジットカードの海外キャッシング」「WISE(旧TransferWise)」「キャッシュパスポート」
今回は、まだネット上の情報が少ないなと感じた2つのサービス「WISE(旧TransferWise)」と「キャッシュパスポート」を比較し、それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
(現在進行形で更新していきます)
WISEの特徴と利便性
WISEの基本情報
WISEは、オンラインでの国際送金サービスとして知られていますが、実際にはデビット/キャッシュカードも発行してます。
このカードを使うことで、現地のATMから現金を引き出すことができるとのこと。
WISEのメリット
まず、WISEの最大の利点は為替レートの良さです。
WISEは、通常の銀行が提供する為替レートよりも有利な「実際の為替レート」を使用します。
そのため、海外で現金を引き出す際の手数料が低く抑えられます。
例えば、ヨーロッパ旅行中にユーロを引き出す場合、WISEを使うことで余計な手数料を節約できます。
WISEのデメリット
一方で、WISEにもいくつかのデメリットがあります。例えば、毎月の無料引き出し限度額があり、それを超えると追加手数料が発生します。
また、全ての国で使用できるわけではなく、一部の国ではサービスが制限されることもあります。
キャッシュパスポートの特徴と利便性
キャッシュパスポートの基本情報
キャッシュパスポートは、トラベレックスが提供するプリペイドカードです。
このカードに事前にお金をチャージしておくことで、現地のATMから簡単に現金を引き出すことができます。
キャッシュパスポートのメリット
キャッシュパスポートの利点として、複数の通貨を一枚のカードにチャージできる点が挙げられます
。例えば、アジア旅行中に日本円、韓国ウォン、タイバーツを一つのカードにまとめて管理することができます。
また、万が一カードを紛失した場合でも、残高はオンラインで確認でき、新しいカードを発行することが可能です。
キャッシュパスポートのデメリット
しかし、キャッシュパスポートにも欠点はあります。
為替レートが固定されるため、市場のレートが変動した場合に不利になることがあります。
また、チャージ時や引き出し時に手数料がかかる場合があり、その点ではWISEに劣ることがあります。
WISEとキャッシュパスポートの比較
為替レートと手数料の比較
WISEは、実際の為替レートを使用するため、手数料が低く抑えられる点が大きな魅力です。
一方、キャッシュパスポートは為替レートが固定されるため、レートの変動によるリスクを避けることができますが、手数料がかさむ場合があります。
利便性の比較
WISEは、主にデビットカードとしての利用が中心であり、オンラインでの管理が簡単です。
キャッシュパスポートは、複数の通貨を一枚のカードにまとめられるため、多通貨対応が必要な旅行者には便利です。
セキュリティの比較
両者ともに高いセキュリティを提供していますが、キャッシュパスポートは紛失や盗難時の補償がしっかりしているため、安心して利用できます。
WISEもセキュリティ対策がしっかりしており、オンラインでの残高確認や取引履歴のチェックが可能です。
まとめ
海外で現金を引き出す際には、WISEとキャッシュパスポートのどちらを選ぶかは、個々のニーズや旅行スタイルによります。
為替レートや手数料を重視するならWISE、多通貨対応や紛失時の安心感を求めるならキャッシュパスポートが適しています。
自分に最適な方法を選び、安心して海外旅行を楽しんでください。