こんにちは!歴史学科考古学専攻卒・地中海沿岸の歴史大好きな料理研究家・Ruiです。
料理の持つ背景や歴史を知れば、料理が3倍面白くなる!
てことで、ぼくの大好きなパスタを中心に、歴史的な背景や成り立ちを調べていくブログを始めます。
第38回の今回は、ホワイトデーのお返しにぴったり、白いガトーショコラを紹介していこうと思います。
1、白❓そんなのあるの❓
はいあります。フランスの伝統的なレシピでは「ガトーショコラ・イヴォワール」と言います。「イヴォワール(ivoire=象牙色)」という意味です。
普通のチョコやココアパウダーは入れず、ホワイトチョコで作るレシピです。ホワイトデーにバッチリぴったしのこのスイーツ、一緒に作ってみませんか❓
2、ツクリタイムシが…
はい、出ちゃいました。ツクリタイムシ。
気にしないでください、いつもの発作です。
しょうがないじゃない、クリエイターだもの。
いつもの歴史路線からはちょっと脱線しますけど、
さあ〜作りましょう、自由に。自由に。レッツクッキン
材料(18㎝丸型1コ分)
- ホワイトチョコ 120g
- 無塩バター 80g
- 卵黄 3個分
- 砂糖(卵黄用) 30g
- 生クリーム 80ml
- バニラエッセンス 2、3滴
- 卵白 3個分
- 砂糖(卵白用) 40g
- 薄力粉 60g
- 粉糖 適量
作り方
※基本的には前回のガトーショコラとほぼ一緒です
1、卵黄は室温に戻しておく。材料をそれぞれ計量する。湯せん用のお湯を沸かす。粉類を合わせて振るっておく。生クリームは600Wで20〜30秒程温める。沸騰させると分離するので程よくでよい。型にクッキングシートを敷いておく。
2、チョコレートを細かく刻む。早く均一に溶かすための一手間。刻んだチョコとバターをボウルに入れ、湯せんで溶かす。
3、卵黄と砂糖をボウルに入れ、すり混ぜる。最初はシャバシャバしているが、だんだん白っぽくもったりした感じになってくる。2のチョコ、生クリームを順番に少しずつ混ぜる。一気に入れるとうまく混ざらないことがあるため、焦らず少しずつ加えながら混ぜる。
4、8分立てのメレンゲを作る。ハンドミキサーで混ぜ、泡が細かくなってきたら砂糖を2〜3回に分けて加える。固すぎるメレンゲだと最後に強く混ぜる必要があるため、せっかくの泡が消えてしまう。ので、少しゆるめのメレンゲがベスト。「ピンと立ったメレンゲが軽くお辞儀をする」くらい。
このあたりのタイミングでオーブンを170℃に予熱しておく。
5、3にメレンゲを1/3ほど入れ、よく混ぜる。ここはしっかり混ぜてよい。粉も加えてさっくりと混ぜる。
6、5をメレンゲのボウルに入れ、泡を潰さないように、ゴムベラで全体をさっくりと切るように混ぜる。ツヤが出るまで混ぜたらOK❗
7、型に入れ、少し上から2、3度落として空気を抜く。170℃で25分、その後160℃で30分焼成する。途中で反転させ、火の入りを均一にする。(ずっと高温だと表面が焦げるので、ある程度焼き色がついたら温度を下げてじっくり焼く。)
8、中心部に竹串を指して何もつかなければOK❗粗熱が取れたら型をはずす。いきなり冷蔵庫に入れると焼き縮みが大きいので、常温でゆっくり冷ます。冷めたら紙をはがす。
お好みでホイップや粉糖をトッピングして完成❗
3、まとめ
ぱっと見はチーズケーキみたいですが、食べるとしっかり濃厚ガトーショコラ❗
久々の創作意欲も満たされて、大満足の回でした❗
ホワイトデーには是非こちらを作ってみてくださいね〜
では今回はこのへんで、また次回も見てくださいね〜
4、インフォメーション
最近の投稿
- 海外で現金を引き出す仕組みは何がお得?WISEとキャッシュパスポートを比べてみた
- 起業の第一歩:小さなステップで大きな成功を目指す方法
- 【15秒で事業戦略のタネが!】ChatGPTよブレストしておくれ|AI集客研究室
- 【ChatGPTなら英訳が5秒でできる】もう英語は怖くない|AI集客研究室
- 4/1(土)おみせやさんごっこ
ぼくのInstagramもぜひ見てみてくださいね〜!
料理をどんどんアップしていきます。
参考資料
- 小菅陽子著 『みんな大好き! 定番お菓子』 旭屋出版 2006年
- 『人気定番スイーツの基礎BOOK』 朝日新聞出版 2018年