極める!イタリアン

極める! イタリアン歴史街道|創作パスタの回①

こんにちは!歴史学科考古学専攻卒・地中海沿岸の歴史大好きな料理研究家・Ruiです。
料理の持つ背景や歴史を知れば、料理が3倍面白くなる!
てことで、ぼくの大好きなパスタを中心に、歴史的な背景や成り立ちを調べていくブログを始めます。

第15回の今回は、ちょっと本筋から外れますが、創作パスタをやっていこうと思います。

1、そんな時があるんです

表現者、芸術家、クリエイター、そんな風に呼ばれる人たちには時々そういうことがあるんです。なんかこう、描きたい、作りたい、歌いたい、みたいな時が。自分の中にあるもんを発散させないとどうにかなってしまいそうな時が。そんな時は本能の赴くまま放出します。

ぼくの場合は料理です。ちなみにぼくはこれを「ツクリタイムシ」と呼んでます。なんか背中がぞわぞわというか、むずむずというか、そんな時があるんです定期的に。料理の本やアプリを見て美味しそうなのを作りたくなったり、作ってる最中も「アレ入れたら美味そう」とか、「コレをこう変えてみるか」とか、とにかくクリエイター魂が爆発するんです。

伝われこの思い。

2、伝統と新興、どちらも大切

創作と言っても、決して歴史を軽んじているわけではありません。ぼくは歴史学科卒です。生粋の歴史ヲタです。何事にも歴史がある以上、先人へのリスペクトを忘れてはいけません。しかし、新しいことにどんどん挑戦することも、それと同じくらい大切だと考えています。

伝統は大切ですが、それにあぐらをかいてただ繰り返すだけでは怠慢と何も変わりません。そして怠慢は停滞です。停滞は何も産まないし、何にも変わりません。言い換えればマンネリというやつです。そうならないために、既存のレシピにアレンジを加えたり、新しいことに挑戦する姿勢が常に必要だと、ぼくは考えています。

伝われこの思い。

3、もっと自由でいいじゃない

というわけで、創作パスタ第1弾ですがその前に、ぼくがパスタについて思っていることを暴露しちゃいます。

パスタって、日本で言う「丼」なんですよ!

・・・・・・

「何いってんだコイツ・・・」と思った方、お願いだからブラウザバックしないで、もうちょっと聞いてください。パスタ料理と丼料理はとても似ている、という話です。

改めてよく見てみてください。パスタと丼って、

パスタ料理丼料理
炭水化物ご飯
メイン食材肉や魚肉や魚
味付け塩、ソース等塩、タレ等
トッピング卵、スパイス等卵、スパイス等

・・・お分かりいただけただろうか、実はとてもよく似ていることに。そうなんです、炭水化物があって、メイン食材があって、調味料があって、トッピング。見た目は全然違ってても、料理の構造はよく似ているんです。

そして日本人は何でも丼ものにします。カレーをカレー丼に、ステーキをステーキ丼に、ハンバーグをハンバーグ丼に、こういう文化なんです。丼ものが大好きなんです。

そう考えると、パスタってめちゃめちゃ自由度が高い料理なんです。早い話、丼ものにできるならパスタソースにも転用可能ってことです。あとは麺でも食べやすいように細かく刻むとか、ソースにとろみをつけるとか、その都度アレンジを考えれば大体ノープロブレムです。

4、豚丼風しょうゆバター!!

はい、というわけで、前置き長かったですね、すみません。

早速作っていきましょう、今回は「豚丼風しょうゆバター」です!

材料(4人分、作りやすい分量)

  • サラダ油 大さじ2
  • 豚肉 400g
  • 玉ねぎ 1/2個
  • 人参 1/2本
  • 塩・コショウ 少々
  • めんつゆ 50ml
  • しょうゆ 25ml
  • みりん 50ml
  • 酒 50ml
  • バター 10g
  • 千切りキャベツ 40〜50g
  • 白ごま 適宜
  • 七味唐辛子 適宜
材料は普通の豚丼と同じ

作り方

1、玉ねぎは薄切り、人参は短冊切り、キャベツは千切りにする

2、フライパンにサラダ油、豚肉、玉ねぎを入れて点火。塩を軽くふって炒める。

玉ねぎ、人参は大きさを揃える

3、玉ねぎが透き通ってきたら人参を加える。人参が柔らかくなったらめんつゆ、しょうゆ、みりん、酒を入れて煮詰める。10分ほど煮て、味がしみしみになったらOK。

4、豚丼1/4量と煮汁30mlにバターを加えて、煮汁がトロッとしてきたら千切りキャベツを加えてすぐ茹で上がった麺も入れる。素早く混ぜて器に盛り付ける。(シャキシャキがお好きな方は、キャベツ後乗せも可)

5、お好みで白ごまと七味唐辛子をトッピングして完成!

大丈夫、炭水化物は正義

あ、万能ネギとか温泉卵とかもいいかもしれませんね

まとめ

んん〜、好き勝手やれて個人的には大満足の回でした。冒頭でも言いましたがぼくは歴史ヲタですからね、伝統的なレシピも好きですが、クリエイターでもありますからね、こういう自由な創作も大好きです。

そう、料理って自由なんです。そういうとこが好き。

そしてサブタイをご覧ください、①です。これからもやります、やらかします創作パスタ。是非お付き合いください。次は何と合わせよっかな〜

では今回はこのへんで、また次回も見てくださいね〜

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料理研究家Rui on Instagram: "ウチでカレー作る時、ライスはもちろん美味しいですが、たまにはパンもいいですよ。煮込んでる間に発酵できるし。 というわけでカレーピッツァ作ってみました。 生地もカレーも自家製です🍕 材料(1枚分) ○生地 ・強力粉 150g ・塩 小さじ1/2 ・オリーブオイル 大さじ1 ・ドライイースト 3g ・ぬるま湯 100ml ・打ち粉(ベタつき予防で手やまな板につける粉) 強力粉を適量 ○トッピング ・カレー お玉1杯分 ・ピザ用チーズ 30g ・黒コショウ 適宜 ・オレガノ 適宜 ・ピザストーン 1枚(これがキーアイテム❗️) 作り方 ①ぬるま湯にドライイーストを溶かし、よく混ぜる。 ②大きめのナイロン袋に生地の材料を全て入れ、よくこねる。できれば20〜30分くらい根気強くコネコネ。 ③レンジで40〜45℃で1時間発酵→ガス抜きして丸め直す→また40〜45℃で1時間発酵。これで生地完成❗️ ※発酵は真夏のベランダに放置とか湯船に浮かべるでもアリ。マジでめっちゃ膨らみます。カラスやネコには気をつけて❗️ ④オーブンを250℃(できれば300℃)にして、写真7枚目のピザストーンも一緒に予熱。 ⑤生地を平たく伸ばし、カレーを薄く広げてチーズを散らす。 ⑥予熱完了したらオーブンに入れ、250℃なら12分、300℃なら5〜6分焼く。途中、半分経過したら生地を半回転させ、焼き加減を均一にする。 ⑦焼き上がったらお好みで黒コショウ、オレガノを散らして完成❗️ ピザストーンとは、粘土を高温で焼き上げたものです。金属より保温性が高いので冷めにくく、また遠赤外線の効果でふっくらジューシーに仕上がります。 メーカーによって丸型、角型、取っ手付き等、色々あるので、ご自宅のサイズに合うものを探してみてね❗️ ボナペティ❗️ #カレー #ピザ #ピッツァ #カレーピザ #カレーピッツァ #自家製 #自家製ピザ #ピザストーン #ピザストーンで焼いてみた"

45 likes, 2 comments - rui_ryourikenkyuka on June 21, 2021: "ウチでカレー作る時、ライスはもちろん美味しいですが、たまにはパンもいいですよ。 ...

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参考資料

  • この記事を書いた人

Rui

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